特許権取得までの流れを把握しておくと、自分のやるべきことは何か整理できると思います。
ここでは、「特許取得」までのながれ について説明します。
特許とは
特許出願には「課題」「発明」「作用」を用意して新規性、進歩性を説明することが大切です。
課題とは、目的への途中に立ちはだかるハードル 何を解決したのか?
発明とは、ハードルをクリアするための解決手段 どのように解決したのか?
作用とは、課題が解決された結果 なぜ解決できたのか?
「特許出願」まで のながれ
●たとえば、商品開発の中で技術課題が表れます。
課題を解決すれば、それが特許のネタになります。
小さな課題は開発中に埋もれ易いので、主な発明にからめると深い特許出願となります。
●日頃から公開広報を読んで、技術情報を収集しましょう。
特に競合他社のパテントは必読です。
特許情報プラットフォームを参照すると良いです。
特許情報プラットフォーム|J-PlatPat [JPP] (inpit.go.jp)
●出願内容は、以下の内容をまとめます。
先行技術:今回の発明の元となる先行技術の番号と内容
発明内容:今回の発明の「解決される課題」「解決手段」「発明の効果」
「特許出願」から「特許登録」まで のながれ
●出願しても審査請求しないと特許権取得はできません。出願から3年以内に審査請求しましょう。
●特許庁にて審査が行われると、80%以上の場合「拒絶理由通知書」が送付されます。
焦らないで、あきらめないで、適切に反論・修正しましょう。
適切に反論・修正すれば特許権はとれます。
まとめ
●発明内容を纏めるところから特許出願まで
出願内容を纏めてから弁理士に相談しましょう。
課題、解決手段、作用効果を弁理士に伝えましょう。
●「特許出願」から「特許権取得」まで
出願から3年以内に審査請求しないと「特許権」は取得できません。
拒絶理由通知が届いても適切に反論・修正しましょう。
参考
特許庁 初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~ | 経済産業省 特許庁 (jpo.go.jp)
以上 最後まで見ていただいてありがとうございました。
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特許取得しよう!🐯「新規性」と「進歩性」(特許3) | ガオの筐体設計 設計の勘所 (gaotekku.com)
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