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配電盤類の板金抜き🐯抜き加工限界

板金加工

配電盤の板金加工は、板材を抜くことから始まります。
抜きの加工限度を知っていれば、設計の幅が広がります。
ここでは「抜き加工限界」を説明します。

普通許容差

タレットパンチプレス及びレーザー加工機の寸法許容差はB級とします。

最小寸法

1)突起
2)切り欠き
これより細くて長い突起は捻じれます。
これより深い切り込みは、パンチがもちません。

3)孔径
・板厚と同じ、または0.5mmの大きい方が最小径です。
・穴径が小さいとパンチが折れやすくなります。
・市販標準パンチの最小径は0.5です。
・異形形状、外形抜きの場合の切欠き幅は、板厚の1.5倍以上必要です。

4)孔位置
 孔が接近していると、いずれかの穴が変形します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ガオ

筐体開発・設計に関わる情報を提供します。
初級設計者の一助になれば幸いです。

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板金加工設計
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