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配電盤類の塗装🐯ポリエステル粉体塗料のチョーキング現象

塗装

塗膜が経年劣化する要因は「紫外線」「雨水」「湿気」「赤外線」「酸素」です。

塗膜が劣化する過程は、
 つや引け → チョーキング → 割れ → 剥がれ  です。
 チョーキングが生じた時点で補修を行い、割れ・剥がれが生じないようにします。

今回は、チョーキングを説明します。

チョーキング

①塗膜を劣化させる要素
 「紫外線」「雨水」「湿気」「赤外線」「酸素」などの要素が絡み合いながら塗膜を劣化させます。
  このなかで、特に「紫外線」による影響が一番大きいと考えられています。

 ②チョーキング現象(白亜化)のメカニズム
 屋外仕様の塗膜は、自然環境(雨水、湿気、紫外線、赤外線、酸素など)により、劣化します。
 劣化により光沢低下が起き、着色顔料が表面に露出して「チョーキング(粉ふき)状態」となります


初期:塗膜表面で光が反射して光沢が生じます。

光沢低下:塗膜の劣化により表面が下がり、乱反射して光沢が低下します。

チョーキング
 劣化が進むと乱反射がさらに進み、光沢が低下します。
 表面に顔料が残り、チョーキングが生じます。
 塗膜に触れた際に、白っぽい粉が手に付着すればチョーキングが生じています。

ガオ

筐体開発・設計に関わる情報を提供します。
初級設計者の一助になれば幸いです。

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